代理出産の流れ

米国での代理出産の流れ

  • その際に、ご依頼者様のご希望を細かくヒヤリングして、ご質問にもお答えします。

  • 胚移植や代理出産を行うにあたり、必要な医療情報の確認や、実施するクリニックのプロトコルなどについて確認します。

  • ・代理出産待機リストにお申込みいただき、所定の保証金をお支払いいただくと、ACRC担当者がご希望に合った代理母候補者をお探しします。ご依頼者様と代理母候補者双方に関心があることが確認できたら、Zoomによるマッチミーティングを設定いたします。

    ・ミーティングによってご依頼者様と代理母候補者がお互いを知り合い、今後の旅を共に進めるか判断します。マッチングが成立したら、次のステップに進みます。

    ・お互いの合意が得られなかった場合には、別な候補者を探してマッチングを継続します。

    ※ この段階で、赤ちゃんを連れて帰国した時に備えて、日本での手続きを依頼する弁護士との打ち合わせの実施をおすすめします。(ご希望により弁護士をご紹介いたします)

    ※ 代理母を探すのと並行して、卵子提供をご希望のご依頼者様は、卵子提供プログラムにお申込みいただき、卵子ドナーを探して胚移植の準備を進めます。⇒「卵子提供の流れと費用」へ

    ※ 精子提供をご希望のご依頼者様は、精子提供プログラムにお申込みいただき、精子ドナーを探して、胚移植の準備を進めます。⇒「精子提供の流れと費用」へ

  • ・代理母のこれまでの医療記録を弊社提携のIVFクリニックの専門医が評価し、承認されたらIVFクリニックで医療スクリーニングを受けます(該当する場合には、代理母の配偶者またはパートナーも検査を受けます)。

    ・代理母の心理評価を専門の医師が行います(該当する場合には、代理母の配偶者またはパートナーも評価を受けます) 。

  • ・代理母が正式に認定されたら、代理母との間で「代理出産契約」を結びます。

    ・ご依頼者様の弁護士と代理母の弁護士を介して、作成した契約書についてお互いに内容を確認してサインしたら、公証を受けます。(ご希望に応じて専門の弁護士、公証人をご紹介いたします)

    ・契約を締結したら弁護士がIVFクリニックに法的クリアランスを発行します。

  • ・ACRCのケースマネージャー(CM)のサポートにより、代理母の健康保険など加入が必要な保険への加入と、オプションの保険についてご説明、ご希望に応じて加入手続きをいたします。

  • ・IVFクリニックのプロトコルに従い、代理母の月経周期に合わせて胚移植のカレンダーを作成します。

    ・カレンダーに従ってご依頼者様の代理母担当CMが、IVFクリニックの予約などのサポートを行い、胚移植の準備を進めます。

    ・代理母は地元のIVFクリニックで投薬などの必要な措置を行い、胚移植に向けて準備します。

    ・胚移植日を含めて前後数日間の予定で、代理母は弊社の提携IVFクリニックを訪れ、胚移植を行います。

  • 胚移植後12日目頃に、代理母は妊娠判定テストを行います。そして、48時間後に再度妊娠判定のベータテストを行い、妊娠しているかどうかを判定します。

  • 妊娠が確認できた場合、ベータテストから約10日後、心拍確認の超音波検査を実施します。適宜、再度心拍確認の超音波検査を行い、正常な心拍等が確認できたら妊娠が確定となります。

  • ・代理母は、妊娠10週目まで弊社の提携IVFクリニックにてモニタリングします。この期間中は投薬が継続されます。

    ・妊娠10週が過ぎたら、代理母はIVFクリニックを卒業し、地元の産科でのモニタリングに移行し、そこで定期健診などを受けます。

    ・妊娠中の代理母のケアは、その代理母の専任CMがクリニックや産科での検査の予約等をすべて担当、サポートし、予定や結果、ご請求についてなどをご依頼者様の担当CMと連携して、随時ご依頼者様に最新情報をご提供します。

  • 代理母の出産前に、代理母の出産する州の法律に基づき、手続きに必要な書類を準備します(必要に応じて専門の弁護士をご紹介します)。

  • ご希望に応じてご依頼者様お立会いのもと、出産。代理母のCMが、病院で必要な手続きや代理母とのコミュニケーションをサポートします。

  • ・赤ちゃんは、出生後通常は24時間以内に退院することが許可されます。

    ・赤ちゃんは、退院後3~7日以内に小児科医の診察を受けます。

    ・代理母は、出産後に産科医の診察を受けます。

    ・赤ちゃんの出国手続きを行います。

  • ・出産後、未払いの請求がすべて清算された後、エスクロー口座を閉鎖して残金を返金します。

    ・エスクロー口座の閉鎖プロセスは、通常の場合には出産後6カ月以内に行われます。

  • ・ MARGは、日本の法律およびJSOGの基準を遵守して運営されており、不妊治療、卵子・精子の凍結保存、体外受精、遺伝子検査、性別選択、卵子・精子提供、米国代理出産などに関連するコンサルティングサービスを行っており、代理出産の実務サービスは行いません。

    ・ 米国で体外受精を行う場合には、卵子提供者、精子提供者とも、クリニックにてFDA検査のための検体サンプルを採取していただきます。(米国での代理出産にFDA検査が必須のため、米国の検査機関に輸送して実施)

    ・ 代理出産のご依頼者様は、赤ちゃんを連れて帰る準備などのために、出産予定日の1~2週間前までに渡米することをおすすめしております。通常は、出産後1カ月以内に事務手続きが完了する予定です。

    ・ 出産後、子どもは自動的に米国籍となるため、帰国後、ご依頼者様はご自分で日本の該当する役所に行って、必要な手続きを行わなければなりません。

    ・ 代理出産のご依頼者様は、米国の法律では婚姻関係や性的指向に制限はありませんが、ご自身の状況について真実を伝える必要があります。

    ・ 上記の1~16の流れにつきましては、あくまでも基本的な流れですので、状況によっては上記の通り順調に進まない場合があることをご理解の上ご了承ください。

    ・ MARGおよびACRCでは、誠心誠意ご依頼者様のご希望をかなえるべくサポートさせていただきますが、必ずしも満足がいく結果にならない場合がありますことをご理解の上ご了承ください。

    ・ 状況によっては、エスクロー口座が閉鎖された後に医療請求書が届く場合があります。その場合、口座が閉鎖されていても診察日などが代理出産の契約期間中だった場合には、ご依頼者様が支払いの義務を負います。