アメリカとコロンビアでの代理出産について

米国代理出産について

米国では、1976年に初めて商業的な代理出産が行われ、それ以降紆余曲折を経て、現在は、50州のうち3州のみを除いたすべての州で合法的に行うことができます。

そのため、日本を含む世界中の国の、子どもを持つことを希望しながら何らかの理由で妊娠・出産ができない人々が、米国で代理出産を行っています。

 世界でも最先端の技術と合法的に実施できる安心感から、米国の代理出産の認知度は抜きんでていますが、多数のエージェンシーが存在するため、どこに依頼してよいのか判断が難しかったり、費用が他の合法的な国に比べて割高なことが、悩みとなっています。

 MARGの本社である米国ACRCグローバルは、2020年に全米でNo.1の生殖補助医療企業に選ばれた実績のある、信頼のエージェンシーです。私たち日本窓口のスタッフが、米国本社との橋渡しをして、ご依頼者様が安心して代理出産の旅を進められるようサポートしています。

コロンビア代理出産について

コロンビアは、代理出産が認められている国のひとつで、同性婚が認められているなど近年注目を浴びつつある、外国人が代理出産可能な国のひとつです。

法律面でも、特に代理出産に言及している条項はなくとも、自然妊娠・出産を経た子どもも、代理出産で生まれた子どもも同等の権利が認められているので、その点が、海外からの代理出産希望者が増えている理由のひとつではないかと思われます。

 また、コロンビアでの代理出産のメリットのひとつに、米国と比べて費用が低く抑えられることが挙げられます。ACRCではコロンビアのIVFクリニックと提携し、コロンビアにありながら、米国と同等の医療技術とサービスが受けられるようサポートしています。

代理母について

病気や年齢の問題などで出産が難しい女性、男性同士のゲイカップルや男性のシングルなど、子どもが欲しいけれど、様々な理由から自身では妊娠・出産することが困難な人の代わりに妊娠・出産を代替で行う第三者の女性のことを「代理母」と言います。

MARGの本社である米国ACRCグローバルでは、独自の代理母候補者データベースを作成しており、業界でも上位の登録者数を有しています。

また、代理母の希望者ならだれでも登録できるわけではなく、ASRM(米国生殖医学会)とFDAの基準をベースに、ACRCの条件を設けており、審査に合格した応募者のみが登録できます。

ACRCの代理母審査

ACRMとFDAの基準をベースに以下のような事前調査を行います。

  • 代理母希望者の身辺・経済状態・生活環境

  • 代理母希望者とパートナーの犯罪歴

  • 代理母希望者とパートナーの薬物使用

 ACRCの代理母登録条件

ACRMとFDAの基準をベースに、代理母登録希望者に以下のような条件を設けています。

  • 上記の事前調査に合格した方

  • 21歳~38歳位まで

  • ボディマス指数(BMI)30以下

  • 身体的、精神的に健康な方

  • 米国市民または永住権保持者

  • 次の3州のいずれにも居住していないこと:ネブラスカ州、ルイジアナ州、ミシガン州

  • 少なくとも1度、正常な妊娠・出産を経験していること。また、自分の子どもの子育てをしていること

  • 非喫煙者、非薬物使用者

  • 合法州に住んでいても、マリファナを含む薬物を使用していないこと

  • 協力的な配偶者/パートナー、家族、友人がいること

  • 配偶者/パートナーは、必要なことは何でも協力し、共に参加する意思があること

  • 経済的に安定していて生活に不安がないこと

  • 政府から受けているあらゆる補助を代理出産時には放棄できること

  • 医療機関の予約や通院移動に柔軟に対応できること

  • 弊社指定のIVFクリニックで医療スクリーニングや胚移植を実施できること

ACRCの代理出産対象者

ACRCの代理出産プログラムは、子どもを持つことを願うひとりでも多くの方に機会をご提供するため、ご依頼者様の環境による制限を設けておりません。既婚のご夫婦はもちろん、事実婚のカップルやゲイカップル、シングルの方など様々な方に門戸を開いております。

ご依頼者様のご希望に沿ったご提案

ACRCでは、独自の卵子ドナーと代理母のデータベースを保持しており、精子バンクとも提携しているので、ご依頼者様のご希望に沿ったプランをご提案して実施することが可能です。

(例)

  • ご夫婦・男女のカップルの場合:

 → 妻・女性ご自身の卵子と夫・男性ご自身の精子を使って体外受精

 → 妻・女性ご自身の卵子と精子提供を受けて体外受精

 → 卵子提供を受けて夫・男性ご自身の精子を使って体外受精

  • シングル女性・女性ゲイカップルの場合:

 → ご自身(どちらかの女性)の卵子と精子提供を受けて体外受精

 → 卵子、精子とも提供を受けて体外受精

  • シングル男性・男性ゲイカップルの場合:

 → 卵子提供を受けてご自身(どちらかの男性)の精子と体外受精

 → 卵子、精子とも提供を受けて体外受精

MARGが窓口となる代理出産可能国

現在弊社がご案内する代理出産は、ACRCが代理出産プログラムを実施している米国とコロンビアになります。

米国は、3州を除いて法的に商業代理出産が認められており、法や制度の整備がしっかりしています。また同性婚が認められたことも、代理出産の需要拡大に影響を与えたと言われています。

コロンビアでは、代理出産に関する明確な法律はありませんが、同性婚が認められていることからもわかるとおり、各人の性的志向やその状況によって実施できるかどうかが左右されることはありません。

ご依頼者様のご希望に合わせて、どちらの国で行うかお選びください。