代理出産の旅を始める前に、依頼者が知っておくべきこととは?

公開:2025.0711 更新:2025.0711

子どもを授かることは、人生における最も意義深い節目のひとつです。 

多くの依頼者(IP)にとって、代理出産は希望に満ちた家族形成の手段ですが、誰もが最初から、すんなり受け入れられるわけではありません。 

ACRC Surrogacyでは、思いやりと明確な情報、そして専門知識をもって、アメリカでの代理出産プロセスを、依頼者に寄り添ってご案内しています。 

そこで今回は、最初の一歩を踏み出す前に、知っておいていただきたいことをまとめました。 

アメリカにおける代理出産プロセス

アメリカでの代理出産は、法律と医療の両面から構成される体系的なプロセスです。 

ACRCのような信頼できる代理出産エージェンシーが、以下の各ステージを丁寧にサポートします。 

ACRCのサポート
ステージ 詳細
初回のカウンセリングとプランニング
ご家族の目標や希望スケジュールを伺い、プロセス全体をご説明したうえで、それぞれの状況に合った方針を決めて計画を立てます。
代理母とのマッチング
条件に合った代理母を自分で探す必要はありません。私たちがマッチミーティングを設定し、法的にも個人的にも条件が合うか確認します。
法的契約
当社の法務チームが、代理母さんの居住する州の法律に準拠した代理出産契約書を、 それぞれ独立した弁護士と連携して作成・調整します。
医療検査と胚移植
代理母には包括的なスクリーニングが実施され、ご紹介した不妊治療クリニックで胚移植が実施されます。
妊娠・出産のサポート
妊娠中から出産準備、出産後の書類手続きまで、代理母とIPの両方をACRCが全面的にサポートします。

依頼者が直面する主要な判断事項

【アメリカ国内のどの州で代理出産を行うか?】 

アメリカは世界でも最も法的に安全な代理出産が可能な国ですが、州によって法律が異なります。 

結婚しているかどうか、同性カップルかどうか、ドナーの卵子・精子を使用するかどうかにより、親権確立の方法が変わります。 

ACRCでは、以下のような条件を満たす州に住む代理母を選定するよう、ご案内しています。

  • あなたの婚姻状況が完全に認められる州 

  • 卵子または精子ドナーの使用が法的に認められる州 

  • 親権をスムーズに確立できる法的な仕組みが整っている州 

私たちのような専門のエージェンシーであれば、法的な土台を初めから確実に築くことができ、安心して親としてのステップを進めていただけます。 

よくある誤解

【代理出産は費用が高すぎる】 

代理出産は、確かに大きな投資ですが、計画的に取り組むことで、透明性を保ちつつ費用を効率的に管理できます。注意深く進めることで追加料金などのサプライズはありません。

 【代理母はお金のためにやっているだけ】 

多くの代理母は、「他人が親になる喜びを手助けしたい」という強い思いで参加しています。動機はお金だけでなく感情的、利他的、そして非常に個人的です。 

 【法的リスクが大きい】 

アメリカにはしっかりとした法的枠組みがあります。適切な契約とサポートがあれば、依頼者の権利は最初から最後までしっかりと守られます。 

ACRC Surrogacyによるサポート

ACRC Surrogacyによるサポート
サポート 詳細
個別マッチング
依頼者それぞれの法的・感情的・医療的ニーズに合った代理母とマッチング可能。 マッチミーティングの設定も当社が行います。
法的コーディネーション
代理出産に特化した専門弁護士との連携で、親権の確保や法的な複雑さの軽減を図ります。
コンシェルジュサービス
ご希望に応じて、IVF(体外受精)に関する渡航手配から赤ちゃんのお迎え準備まで、3段階のオプショナルサービスプランでご家族をサポートします。
多言語・国際対応
世界中の多様なクライアントに対応いたします。常に明確なコミュニケーションと国際的な調整を提供します。

ACRCからのメッセージ

代理出産の旅は、単なる法的・医療的なプロセスではなく、人生を大きく変える、非常に個人的な経験です。 

不妊治療に取り組むご夫婦、シングルペアレントを目指す方、夢を形にしようとしているLGBTQ+のご家族──など、どのような背景の方であっても、ACRC Surrogacyは私たちを信頼してくださった皆さまと共に歩めることを、とても光栄に思っています。 

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